連休に諏訪湖を訪れた際、
長野に住むお友達の家にお泊りしたときのこと。
昨年秋に会ったとき、彼女には6歳と1歳半の女の子がいるから
ぜひこまちゃんを見て欲しい! と、DVDをプレゼントしました。
とても楽しんでくれたみたいで、
ご家族でファンになってくれました^^
…が、子ども達があまりにも「にゃーにゃー」言うもんで
1歳半という言語発達が重要な時期に「にゃー」しか言わなくなったら
困るということで、しばらくしてお蔵入りになったそうですが;;;
ま、それは置いておいて。
お泊りした朝、チビちゃんと2人で遊んでいたとき
ふと“ながこま”を見せてあげようと思い立ち、
バッグから“ながこま”を取り出すと…
「にゃぁ~!」
の声とともに振り返って私を見るチビちゃんの目がキラキラしてました*^^*
その様子はまるで、ラジパパが工具箱を開いたときの
ワクワクしたこまちゃんのよう!
私はこんなつたない“ながこま”でも“こまちゃん”と認識してくれたんだぁ~と
ちょっぴり感動。
しばらくするとお姉ちゃんがやってきて
「あ! こまちゃんだ!」
と、“ながこま”で遊び始めました。
さすが小1のお姉ちゃん、座らせてみたり、手を広げてみたり、
いろんなポージングをして楽しんでいます^^
ただ、子どもは遠慮がないので;;; 思いのまま手足を曲げたり伸ばしたり、とても楽しんでくれているのは嬉しいのだけど、そのうち肉や骨(綿やワイヤー)が飛び出しちゃうんじゃないかと見ているこっちはハラハラです^^;;;
ひとしきり遊んだのを見て「もうしまってもいいかな;;」と言ってしまいました。
気に入ってるようなのでこのままあげちゃってもいいかな~、とも思ったのだけど、この後諏訪湖に遊びに行くのに必要だし、何よりこの“ながこま”は今までいろんな所に共に旅してきた仲。思い入れもひとしおなんです。
あと、これをあげちゃったら自分のために“ニューながこま”を作るのはいつになるかわからないと思ったから。
ごめんね、もっと遊んでほしいけど…と“ながこま”を仕舞っていると
「じゃあ、私にも作って!」 思わぬリクエストが。
「わかった^^ じゃ、頑張って作るね!」 約束しました。
その後彼女は、私達を駅まで送り届けてくれた車の窓から
「こまちゃん、作ってね~!」と念押ししたっけ^^
なんだかとても新鮮でしあわせなできごとでした。
私が“ながこま”やあみぐるみを作って、旅に連れて行っては写真を撮ったり、
こま撮りしてみたりはするけれど、
普段は基本的に部屋の片隅に飾ってあって、手にとって遊んだりはしない。
撮った写真だって、
見てくれる人がいるかどうかもわからないブログにアップするか、
時折友達に見せて「かわいいね~」とか「面白いね~」とか言う程度。
ダンナに「なんの為にそんな一生懸命にやってんの?」と言われても
「だって楽しいんだもん」と答えるしかない、
所詮自己満足でなんの生産性もない趣味と思っていたのです。
それが子ども達の手に渡り、楽しそうに遊ぶ様子は新鮮で、
作って良かったな~、というか、生産性なくもないのかな~、って
嬉しくなりました^^
そして自分が作ったもので目がキラキラしたり、
嬉々として遊んでもらえるということは
とてもしあわせなことだと思いました。
たとえ肉や骨が飛び出しちゃってもね^^